今年度の抱負

燦葉会電気・電子工学部会会長 岡田 光晴 

 2008年6月に開催の「電気・電子工学部会評議員会」において再選されましたが、残り任期一年を我が部会活性化のために鋭意努力してまいります。

 さて、昨年は部会活動活性化の一環として総会を施設見学会(東京電力横浜発電所)そして、見学会後はビール工場において部会報告および懇親会を行いました。懇親会には本部役員、他部会会長、学科からは学科長をお迎えし、懇親を深めていただきましたが、母校や燦葉会の近況や今後の動きなど身近に感じ取ることができ、大変有意義な一日であったと、参加者の皆さんから高い評価をいただいたと思っています。

 部会活性化と一口で言うと簡単ですが、部会幹事会一同、いつも頭を痛めているのが本音といったところです。今年度は昨年の総会等を例に、新たな発想で会員の皆さんに魅力ある企画をそれぞれの活動に活かし、気軽に会員の皆さんが参加しやすい環境を整え、一人でも多くの皆さんに部会活動のご支援をいただきたいと思っています。

 一方、燦葉会本部レベルで昨年から部会再編について特別委員会を編成して取り組んでおります。このことも広く燦葉会全体のОB会活動の活性化と、我が母校の発展のために行うべき方向性を検討しているところです。その一環として、これまでの「さんよう通信」を発展させ、各部会会報を一本化することとしております。このことによってこれまでの会報に比べ多少紙面が制約されますが、燦葉会および我が母校全体の動向が一冊で理解できることは、統合する効果が大きいと思われます。やむなく掲載できない記事については部会ホームページを有効に活用してまいります。会報以外については、今後重複していた活動を、燦葉会本部で行うことと部会が行うことを整理することによって、部会活動が行いやすくなることに期待したいと思います。

 次に当部会の大きな事業の柱でもあります学科との連携についてでありますが、今年度におきましても継続して、母校在学生に学問・研究・スキルアップを奨励する事業として表彰および支援を行ってまいります。この事業はこれまで積み上げた皆様からの大切な寄付金を元に「E&C育成基金」として再編成し実施しているところでありますので、この基金が枯渇せず、さらにこの支援事業がさらに発展できるよう、広く皆様のご支援を賜りたいと願っております。

 次に、関東学院創立125周年記念事業への取り組みにつきましては、現在燦葉会本部より会員の皆様に125周年記念事業のご案内が届けられていることと推察いたします。国内の伝統ある大学も同様、100周年、125周年、150周年と節目には教育の質の向上や教育環境整備の充実を目的に募金活動を行っています。当部会におきましても、母校発展の支援のため、積極的に協力してまいります。部会年会費、E&C育成基金へのご支援、そして125周年記念事業募金と皆様には散財をおかけいたしますが趣旨をご理解いただきご協力をお願いいたします。

 部会報の一元化を皮切りに、これからの燦葉会のあり様が変化することが予想されます。幸いにも当部会は、これまで長い間、緒先輩や先生方のご指導のおかげで、学科との信頼関係を築き上げてまいりました。そして現役の学生会との連携も積極的に行われ、現在では部会活動に協力をいただいております。燦葉会の変革に、当部会活動の内容は、今後必ずや一石を投じるものと確信しています。

 終わりに、部会会員の皆様と関係者の皆様のご協力をいただきながら、母校ますますの発展と、部会発展のために活動してまいりたいと思っています。

 皆様のご協力を賜りますとともに、皆様のご健勝、ご活躍をお祈り申し上げます。


燦葉会 電気・電子工学部会会報 No.31
目次  さんよう55号より  今年度の抱負  電気電子情報工学科近況について  電気・電子工学部会 総会報告   ホームページだより  電気電子情報工学科 銭研究室紹介  年会費納入のお礼とお願い  2009年度総会開催のご案内
 会報別刷りより  2009年度活動方針について  2008年度 各種表彰受賞者  2008年度卒業生幹事・評議員 部会選出代議員交替  編集後記